唐突に「雑煮旅」がしたいと思った。
出汁の具合・具材・・同じようなベースでも、少し違う何かが加わったり変わるだけで全体の味わいが変わってくる。雑煮ってうちご飯のエッセンスが詰まってると思うのだ。
ネットが普及した現在だ。情報や嗜好の地域性はどんどん薄れていくのかも知れない。
だから一度、雑煮と一緒に脳内全国旅をしてみたいな、と思ったのかも。
つーことで、最初は#0。
兼ねてから疑問であった「角餅と丸餅の不思議」について散策しようと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昔の餅は基本的に丸餅だった。
なぜなら餅をついたら、そのまま丸めるのが自然だから。西日本はその古い文化が残ったとされる。
ところが江戸時代。人口爆発した江戸で
つまり
丸餅=昔ながら
角餅=江戸の効率化
という説。これが現在の主流説。
だいたい、岐阜・三重・愛知周辺、が境目。ただし県単位ではなく、市町村単位で入り組んでいる。
だから西日本では「正月に四角い餅なんて」という感覚もあったらしい。
私も九州だが、実際「角が立たないから丸餅なんだよ」とか言われながら、お正月に食べてたっけ。
江戸は武士の町。
武士は忙しい。丸める時間がない。切る方が早い。・・だから角餅。
ところが江戸時代。人口爆発した江戸で
- 大量生産したい
- 早く作りたい
つまり
丸餅=昔ながら
角餅=江戸の効率化
という説。これが現在の主流説。
境界線はどこ?
雑煮界の関ヶ原(笑)だいたい、岐阜・三重・愛知周辺、が境目。ただし県単位ではなく、市町村単位で入り組んでいる。
ロマン派の説
丸餅は- 円満
- 家族の和
- 鏡餅の形
だから西日本では「正月に四角い餅なんて」という感覚もあったらしい。
私も九州だが、実際「角が立たないから丸餅なんだよ」とか言われながら、お正月に食べてたっけ。
私が好きなレア説
⚫️ 武士説江戸は武士の町。
武士は忙しい。丸める時間がない。切る方が早い。・・だから角餅。
⚫️商人説
京都・大阪は商人文化。
正月のハレの日は縁起優先。だから丸餅。江戸は実務優先。
歴史学的な証拠は弱めだけど、文化としては妙に納得感がある。
日本の雑煮は東西で違う。・・そう聞くと、すまし汁か味噌かを想像する。
京都・大阪は商人文化。
正月のハレの日は縁起優先。だから丸餅。江戸は実務優先。
歴史学的な証拠は弱めだけど、文化としては妙に納得感がある。
さらに面白いのは
丸か角かより、焼くか焼かないかの方が地域差が大きかったりする。- 関東=焼くことが多い
- 関西=煮ることが多い 傾向。
餅=大事な何か、になぞられてるのだろう。私も幼少時「焼いたもちをお雑煮に入れると、火事になったりやきもち焼く羽目になる」みたいなこと聞いていた。だから未だ、雑煮に餅を焼く時(そっちが美味しいと判断したら焼くんだが)ちょっと怖い感じがしてしまう。
日本の雑煮は東西で違う。・・そう聞くと、すまし汁か味噌かを想像する。
ところが最初の分かれ道は、もっと単純だった。
「餅を丸めるか、切るか。」調べるほど理由は増え、どれが本当か分からなくなる。
「餅を丸めるか、切るか。」調べるほど理由は増え、どれが本当か分からなくなる。
だから私は結論を出さないことにした。
雑煮旅の最初の発見は、「雑煮は県境より、家の台所に宿る」だった。
そりゃそうだ。違う県出身の人が結婚してることもめちゃめちゃ多いんだから。

コメント
コメントを投稿